半年ぶりの散髪、と1000円カット

半年ぶりに散髪してきた。
かれこれ20年くらい、このサイクル。
ベースはソフトモヒカンで、半年髪を伸ばして変化を楽しみ、バッサリ切って大胆にイメージチェンジして気分を新たにする。
良い気分だ。

そして私は断然1000円カット派だ。
世の中には1000円カットと聞いて鼻で笑う輩が存在するが、そんな声はどうだっていい。
確かに世の中には1000円カットで失敗した例があふれているが、ご愁傷さまである。
こだわりがあるならそれなりの対価を払うべきだと私は思う。
こだわりがあるならケチってはいけない。
私の数少ないポリシーの一つだ。
髪型に大してこだわりのない私には、1000円カットでも私の求めに答えてくれる。
十分満足できるのだから、良いではないか。
いや、むしろ私は1000円カットが好きなのだ。
私は決して貧乏ではない。
その対極とまではいかないが、サラリーマンの中では高給取りと呼ばれる層だ。
だったら散髪代ケチるなと思うかもしれないが、別にケチっている訳ではない。
ちゃんと理由がある。

私にとって、1000円カットの最大のメリットはその早さだ。
私はおしゃべりしに行くのではなく、髪を切りに行くのだ。
だから早い方が良い。
その分興味のあることに時間を割ける。
その上税込1100円と安い。
最高じゃないか。

そしてそして、1000円カットでは洗髪をしない代わりに、掃除機で頭を吸うんだけど、これが驚くなかれ、超気持ちいいのだ。
早さのためというより、この快感を味わうために1000円カットに通うと言っても過言ではない。

まあでも、1000円カットは正直、万人におすすめできるもんじゃない。
10分程度で出来ることには、いくら頑張っても限界がある。
店と客は対等で、物やサービスに対し対価を払うことで成り立っている。
1000円で出来ることには限りがあるのだから、多くを望む人は、フルサービスの店に行くべきと思う。
だからと言って、値段が高ければ良いとは限らないんだな。
でも逆に、良いものはそれ相応の対価を払わなければ得られないのは確か。

ああ、くだらない長文を書いてしまった…
好きにすれば良いってことで。